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豊前岩戸神楽保存会 岩屋神楽講

岩屋神楽講:福岡県指定無形民俗文化財

岩屋神楽講の結成は昭和三年、山内神楽講によりその芸能が伝授されたといいますが、安政四年(1857)銘の神楽面が伝えられるなど、古くその原型があったことが知られます。

岩屋神楽の特徴は掛手草、五穀成就、美々久、宝満などの市内のほかの神楽講に見られない演目を含むことです。その理由ははっきりしませんが、昔から犬ヶ岳の峠越えのルートを通じて大分県の耶馬溪町と関係が深く、いまも耶馬溪町の人が講員に含まれることが影響しているのかもしれません。さらに、求菩提山の麓という地理的な条件を考えると、修験道の祭礼「松会」との関係も興味深いところです。

また、岩屋神楽は地域とのつながりが特に強く、夜も更ける頃、大蛇退治や岩戸開きが演じられる中、子供からお年寄りまで世代を超えて神楽に講じる姿は、日本人が失いかけている何かを感じさせます。

毎年秋には、岩屋地区を中心に神楽の奉納を行い、その年の豊作を祝い五穀豊穣を祈る里の祭りとして人々に親しまれています。

案内

奉納時期 神社 祭礼名
3月29日 国玉神社 松会
4月13日 日吉神社 春祭
5月4日 大山祇神社 春祭
10月〜11月 各神社 秋祭

所在地 豊前市岩屋地区
連絡先 0979-88-2670(南元)
構成員数 15名
活動範囲 豊前市内・宇佐市内・下毛郡