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豊前岩戸神楽保存会 黒土神楽講

黒土神楽講:福岡県指定無形民俗文化財

豊前の神楽を語るとき、岩清水八幡神社で代代宮司をつとめた矢幡家を抜きにその歴史を語ることは出来ません。矢幡家にはかつて詳しい記録が存在していましたが、惜しくも紛失しました。しかし江戸時代中期、長谷川家に伝えられた資料で、当時の演目、謂儀(神楽の時、言う言葉)など詳細を知ることができます。

それによれば、当事神楽は矢幡家、初山家、長谷川家、清原家、高橋家を中心とした社家のみで奉納されており、謂儀などは当時と多くの共通点が見られます。神楽の演目は三十五番が記されていますが,現在全てを伝承しているわけではありません。黒土神楽の特徴の一つは、洗練された「岩戸神楽」です。天照大御神が天岩戸に篭られて、高天原は常夜となり困った神々は、天の安河原に集まり、天照大御神を誘い出そうとする、出雲神話を題材とした代表的な演目です。

また、10月第3土曜日(以前は十二月八日)に行われる岩清水八幡神社の秋祭りでは、早朝から深夜にかけて奉納が行われ、そのクライマックスで演じられる「湯立神楽」は、天と地、五行の循環、とりわけ火と水のバランスを祈る壮大な神楽です。その中で軽業師の様な軽快な演技と、厳粛で緊張感あふれる火渡りの儀式がみどころです。

案内

奉納時期 神社 祭礼名
1月1日 岩清水八幡神社 新春神楽奉納
5月2〜3日 岩清水八幡神社 神幸祭
10月第3土曜日 岩清水八幡神社 秋祭
10月〜12月 各神社 秋祭

所在地 豊前市久路土地区
連絡先 0979-82-5320(高橋)
構成員数 17名
活動範囲 豊前市・築上郡・中津市・要請があれば県外