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豊前岩戸神楽保存会 大村神楽講

大村神楽講:福岡県指定無形民俗文化財

大富神社の社家、清原家によって伝承されたのが大村神楽です。神楽はもともと神官によって古くから伝承されてきたもので、豊前の神楽も中世の頃には宮神楽として成立していたと考えられています。 

 大村神楽の特徴の一つとして,端正な式神楽があげられます。式神楽は浄め祓いを中心とした採り物神楽と、古代の冬至祭儀礼の系譜を引く岩戸神楽から成っています。神楽の古い形態である宮廷神楽の内容を受け継いだもので,伝統をよく残したものといえます。

社家神楽の時代には吉田神道系要素の神楽も伝えられ、さらに江戸時代後期になると出雲神話に歌舞伎の手法を取り入れた、芸能的要素の強い演目が加えられます。その中でも特に駈仙神楽は豊前の神楽の真髄とも言うべきもので、その勇壮な舞は見るものの目を引きつけます。その他、盆、剣、四人剣、手笹、本地割神楽など、多くの演目が継承されています。

 大富神社では毎年、正月元旦の日付が変わるとともに「湯立神楽」が奉納されます。燃え盛る炎の中で演じられる幻想的な舞いは、まさに新しい年の初めを祝うにふさわしいもので、豊前の夜神楽を代表する演目といえるでしょう。


案内

奉納時期 神社 祭礼名
1月1日 大富神社 除夜祭
5月1日 住吉(御旅所) 神幸祭
9月〜12月 各神社(約20ヶ所) 秋祭

所在地 豊前市大村地区
連絡先 0979-82-7289(出口)
構成員数 15名
活動範囲 主として豊前市内。要請があれば県内外。